>10年前に極度額5000万円で根抵当権の設定をした不動産土地建物があったとして、>すると担保価値は足りないですよね?実際の被担保債権がいくらなのか。。。?抵当権と違って、根抵当権の場合は、債権額と極度額は連動しません。10年後も極度額まで借りているとは考えにくいです。そもそも設定額は、債権額より多いことがほとんどで(×1.2とか)、場合によってはカラ担保(被担保債権ゼロ)の場合もありますから(いつでも借りられるように枠だけ作っておくという)。たいていは、仮に設定時に5000万借りたとしても、返済していきますから、減りますね?で、次に借りたいときに、不動産の価値を見て、貸す金額を決めます。場合によっては、別の担保を追加で出させることもあります。>根抵当は普通3年位で元本確定するものなんでしょうか?しないことが多いと思います。確定したら取引が終わってしまいますから。そもそも根抵当権は、住宅ローンと違って、あまり長期間(十年以上とか)を予定してない場合が多いです。ただ、まあ…ケースバイケースなので、投資用不動産などの場合もありますから、一概には言えませんが。確定する場合と言うのは、返済が滞って、これ以上取引を続けても返済の見込みが無くなったときに、例えば、保証協会などに代位弁済をしてもらい、根抵当権を移転するために前提として確定の登記を入れるためとか、あるいは、現在の債権額をはっきりさせて、競売の申立てをするとか、そういう必要がなければしませんね。
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