知ってるようで知らないジャズおもしろ雑学事典―ジャズ100年のこぼれ話



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ジャズファンにはたまらないはず

ジャズ発展の歴史が知りたくて読んだのが本書である。

平明な文章で書かれており、大変読みやすい良書だと思う。また、時代ごとのジャズにまつわる四方山話が載っていてジャズファンにはたまらないのではないだろうか。ジャズの歴史を知ると言う私の目的は、十分に目的を達成する事ができた。

ただ、ジャズ初心者の私には、ボリュームが多すぎてちょっと食傷気味であった。正直に言って、マニア向けな気がする。

ジャズにはまっている人、ある程度知っている人にはお薦めできる。
ジャズを愛するお医者さんのお勧め本

趣味としてジャズを良く聞きますが、ジャズ評論家OR専門家とされる方の文章を読むのは余り好きでは
ありません。どうしても「ジャズ聞きとはこうあるべきだ」論ばかりが前面に押し出されていて、まずは大切な
「楽しむ」事はどこにいってしまったの?という閉鎖的な気持ちに陥ってしまうからです。

そういう偏見というか思い込みがあった私に音大に通っていた後輩が勧めてくれたのがこの本です。
作者はそもそも医者で、ジャズが聞きたいがためにNYに留学したと言うだけあって、文章に「ジャズ専門家風の」嫌味がないのがなによりでした。

それ以来、ジャズを体系的に勉強したいので推薦書を教えて欲しいと言う人にはこの本を紹介しています。

(体系的に勉強したいと言う動機が既に評論化然としていますが)



ヤマハミュージックメディア
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