新型CR-Vのすべて (ニューモデル速報 (第379弾))



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初代の志はいずこへ…

ライトクロカンとして一世を風靡したCR?Vも早くも三代目へと突入した。今度のモデルは二代目で躓いたキープコンセプトを捨てて、SUV大国アメリカでウケるものを目指した。その結果、大型化路線をこのCR?Vも進む事となった。
これは最大のライヴァルたるRAV4しかりで、日本国内市場が冷え込み、需要が海外市場へシフトしている現在ではやむを得ぬ事情かもしれない。
…にしても、この初代から大幅に上昇した価格設定は如何なものか?物価の上昇や消費税込みの価格表示となった点を加味しても「?」な点だ。何しろ初代モデルは中心価格帯が200万円前後だったのに、この三代目では300万円に近づいているのだから…。
デザインについては、デザイナーがライオンをイメージしたそうであるが、そう言われるとそうかなと思う程度で、どちらかというと三代目オデッセイから始まったホンダフェイスを新たに焼き直してアグレッシブにしたものという感が強い。結構エグイので保守的な日本人にこのフロントマスクが受け入れられるかどうか?もしかして次のマイナーチェンジの際には大幅に変えてくるかもしれない。
また、2007年春には、このCR?Vの下のレンジを担うSUV「クロスロード」がデビューするので、このCR?Vのパイを食ってしまうのではないかと老婆心ながらCR?Vの立場を心配してしまうが、果たしてそれは杞憂に過ぎないのだろうか?



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