公務員、辞めたらどうする? (PHP新書)



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公務員、辞めたらどうする? (PHP新書)
公務員、辞めたらどうする? (PHP新書)

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私は公務員ではないのですが

一言でこの本の内容を言えば、元公務員による、現公務員のための転職マニュアルになるかと思います。
著者の体験や、転職までのステップなどが書かれており、一読の価値は多少なりともあるかと。
「面接で不当な扱いを受けた場合はハローワークに相談してみるなどすればよい」
のような非現実的な対応などもあり、どこまで著者の方法論が通じるかは、
読んだ方が判断されるべきでしょうか。
あなたは公務員を続けるのか

 「公務員」=「安定」の時代は終わった。小さな政府を目標とする政府の方針に変わりはなく,今後はPFIや市場化テストで公務部門は間違いなく縮小されていくであろう。行財政改革,公務員制度改革の嵐が吹き荒れる現代において,公務員も安閑としてはいられない。
 この本は,転職を真剣に考える人のとき道しるべになるものである。単なる体験談やノウハウだけでなく,転職の先に何を見出せるかが大切であることを教えられる。
 国・地方を問わず,転職を考えている人も,そうでない人も読んでおいて損はない。
 
公務員も転職する時代

まず、退職したいと思っている公務員、また退職した公務員は必読です!

公務員でも民間企業に行きたいと思っている人は沢山いらっしゃるんではないかと思います。
そういう方にはぜひ読んで頂きたいです。

これから「公務員=安定」という時代は無くなっていきます。
そういう時代に「どういう選択をするか?」という意味において役人廃業も一つの選択肢として現役の方もぜひ読んで欲しいと思います。
公務員人生を見直す機会

「もったいない」「どうせ勤まらないよ」「何か悪いことでもしたんじゃないの」などなど、公務員を辞職して、一般企業に就職しようとする人、した人は、必ずと言っていいぐらい、そんな偏見を持たれてしまう。しかし、そんな世間の偏見は、官尊民卑の旧弊的な価値観であり、公務員の抱える現状を知らない故の的はずれな批判である。
 私が、この本を手に取った動機は、自らが現職の公務員であり、消極的理由から転職を検討し、内定ももらって、退職を待つ身だからである。筆者が言うとおり、公務員としてお気楽天国に住んでいる人は、マレというべきかも知れない。私の奉職している職場など、いわゆる現場職。激務の極み、ストレスの宝庫、絶望的な虚無感が蔓延している。「煽るつもりはない」と筆者は付言しながらも、公務員という職業に潜むリスクを、解き明かしていく。なにより、現状の財政難から国家破産すれば、公務員の安定的地位など吹き飛んでしまうのだから。
 ただ、惜しむらくは、筆者自身が1種エリートであり、積極的な動機で転職に成功しているせいか、前向き派の擁護に終始してしまっている感が否めない。公務員に限らず、転職志向の人々には、消極的ないしは絶望的な理由により転職せざるを得ない人もいるだろう。そういう人々にも、勇気を与えるような工夫をして欲しかった。
 本書のなかにも、資格による転職について考察する章があるが、なにもMBAや士業だけが資格ではない。税理士になることを考える前に、まず簿記3級を目指せばよいのだ。学生生活してても取れないような資格は、社会人が目指すべきではないと思う。いぶし銀的資格の研究もして欲しかったというのが、正直なところ。じゃっかん、雲の上の人の転職論か。
夕張市ショックで現実的なテーマになった

1年前までなら、こんな本は売れなかったでしょう。「公務員を辞める?頭が変になったのか?」で終わり。
でも、夕張市の出来事を次はわが町なのではと危惧している人も多い。本気で町の再生を考えた時、有能な人材が流動的に官や民、研究機関(大学やシンクタンク)を行き来することで新しい価値を産み出していくことも視野に入れなければいけないのではないだろうか?
タウンミーティングの問題も、それが仕事と言われていた節がある。私の関わった研究発表会などでも、事前に予想される質問の解答例をお知らせするのは研究のまとめとしての仕事という認識であった。どこで線引きをすべきかは永久の課題かもしれない。
これが皆のためになる仕事なのだろうかと悩むより、成すべき事が見つかった人には、時代を開拓する仕事で大いに活躍して欲しいと思う。これは公務員に限らず、すべての人が生き甲斐を持って働き続けられる社会の構築にも一石を投じていると思う。



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